お食い初めの基本
お食い初めは、赤ちゃんが生まれて100日のお祝いで、赤ちゃんが生涯食べ物に困らないようにと願うものです。必ずこうしなければいけないという厳重な決まりはありません。形式にとらわれず、両親がやりやすい方法で構わないので、この願いを込めて行ってあげましょう。
ここではお食い初めの基本をご紹介します。
お食い初めの日どり
生後100日前後で行うのが一般的です。必ず100日ぴったりでなくても構いません。赤ちゃんの健康状態や、家族の都合のいい日を選びます。
お食い初めの参加者
両親や祖父母で行われることが多いです。昔は親せきや親しい知人も招待していましたが、自分たちの負担にならないように両親と赤ちゃんだけで行っても構いません。祖父母を招待できなくても、記念写真を送ると喜ばれます。
お食い初めの準備
お食い初め料理、お食い初め用食器、祝い箸、歯固めの石などがあります。
- 料理:自分で作ってもいいですし、お食い初め用の料理を用意してくれるお店もあります。
- 食器:漆器が一般的ですが、普通の離乳食用の食器でも構いません。お宮参りの際にお食い初め用の食器を授かる神社もあります。
- 祝い箸:箸の専門店や百貨店などで取り扱っています。お宮参りで授かるところもあります。
- 歯固め石:お宮参りの際に神社からもらうのが一般的です。ない場合は河原など近場で拾ったものをよく洗ったものでも構いません。
当日の儀式の方法
お食い初め当日の参加者の中で、長寿の人が箸をとり食べさせるマネをします。男の子なら男性、女の子なら女性が行います。
赤ちゃんに料理を食べさせる順番は、ごはん→お吸い物→ごはん→魚→ごはん→お吸い物を3回繰り返し、最後に歯固めの石に箸を軽く当てて、赤ちゃんの歯茎にチョンと当ててあげます。
参考
2016/06/06 更新
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